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低コスト活性炭投入装置 クロムを含まない新しい棺受台  
バグフィルター火災事故
   
 平成9年ダイオキシン対策として、焼却炉の構造基準が定められ排ガス処理設備としてバグフィルター集塵機が推奨されました。ところが耐熱仕様250度のバグフィルターが、200度以下でも頻繁に火災事故を起こし大きな問題となりました。当初、瞬間的に200度以上の排ガスが発生し火災事故を起こすものと思われましたが、原因は固形燃料の際に発生したカーボン(煤)が、ガス状となり水シャワー冷却室を通過時に水分を含みフィルター表面に付着し周期的に粉塵爆発を起こすことが判明しました。フィルター自体の燃焼により、集塵機内部の温度は1000度以上に達し、ケーシングや誘引ファンを破損してしまいます。カーボンの発生と発火が避けられませんので、高温型フィルターの開発が急務となりました。
  弊社は、耐火温度900度のコージェライトセラミックフィルターを採用し、水と排ガスを直接接触させない、熱交換による排ガスの冷却装置を完成し、ついに最も高度な集塵能力と耐久性を有するダイオキシン除去装置を実現しました。
   
新規バグフィルター設置状況
バグフィルター火災燃失状況